野生ランの栽培

ナンゴクネジバナ シュンラン サイハイラン

 ラン・・・その花は妖しいまでに美しく、山野草ファンならずとも多くの人を、惑い、翻弄する。
しかし他の山野草にないランだけが持つ独特の美しさが仇となり、野生ランの多くは絶滅危惧種となっている。多くの園芸種のように簡単で育てやすい増殖法や育成法が早く広まることを願って止まない一人です。此処では日本に自生する280余種の野生ランの中から、私なりに栽培している野生ランと洋ランを紹介します。

 
【野生ラン】
【ナンゴクネジバナ】南国捻花

2月下旬〜3月下旬まで開花

ネジバナは初夏に咲きますが、コレは春咲きです。花柄と萼片に毛が無いのが最大の特徴です。
【シュンラン】春蘭
 俗にジジババやホクロとして呼ばれることもあり、園芸種は多くの愛好家がいる。

3月下旬〜4月上旬まで開花
【ガンセキラン】岩石蘭

毎年4月には黄色い花を咲かせていたのですが、管理が悪く根腐れで4月にバルブ蒸かしを試みています。

※4月上旬開花予定(2008年開花せず)

※8月現在、バルブ蒸かしした全ての株に新芽が出た。一安心です。
  今回から使いだした「すくすく」が効いたのかな?
  2008年バルブ蒸かしから2009年は成長著しく、2010年は開花か?
【シラン】紫蘭

4月中旬〜5月下旬開花

 庭植ですが、強健で繁殖旺盛・・・他の花の陣地まで押し寄せて困りものです。
【ササバギンラン】笹葉銀蘭

・人里近い雑木林の中に自生する。
・近年、乱開発や宅地造成の影で姿が減ってきているランです。

※イネ科の植物と共生されると栽培が容易との情報で、コバンソウを相方に選びました。

4月上旬〜下旬開花
【コアツモリソウ】

・1輪咲きのユーモラスなラン

4月中旬〜5月中旬まで開花

栽培困難と云われ眺めていましたが・・・4年目に開花しました。現在4芽に増えています。
培養土は3〜6mmゴロ石に唐松3割を混入する。生育良好です。
【キンラン】金蘭

・ササバギンランやギンランの咲く林の中で、一際、輝いているランです。生育環境は開発により急激に変化し、失われていく森の中で姿を消しつつあるランでもあります。

4月下旬〜5月上旬開花
【サイハイラン】采配蘭

5月上旬〜6月上旬まで開花

好きなランのひとつです。なかなかどうして、面長の美人ですよ。
【クモキリソウ】雲切草

5月下旬下から順に咲き上がり6月中旬まで開花

日本の野生ランは地味なのが多いですね。その代表格かな?
でも、よく見るとユーモラスで変わった形ですよね^^

仲間のジガバチソウは何度か試みるも失敗ばかり、いつか再チャレンジしたい。
【コクラン】黒蘭

 6月中旬〜下旬まで開花

名前の通り、黒褐色で、これまた地味な花色です。太平洋側低山の日陰に咲いています。
【ナゴフウラン】

長い間フウランだと勘違いしていました。ナゴランとフウランの人工交配種だそうです。名前が解らず取り敢えずナゴフウランにしました。。。本名教えてm(__)m

7月上旬開花

初夏の木陰で白い花を沢山付けて、甘い香りが漂います。
【コケイラン】小恵蘭

 7月開花予定(2009年開花せず)

木漏れ日が差すような明るい傾斜地に、他の草に寄りかかるように自生する。夏場休眠するランと言われる。花芽上がらず、来年に期待。

※8月上旬、新芽が4本上がってきました。これからが正念場・・・冬も枯れずに年を越すため、1枚しかない葉を充実させ大切に守らなければ開花は望めません。赤ダニの発生が一番の難敵です(8月中旬1本赤ダニ発生、枯れる)
【ネジバナ】捻花

 7月上旬開花

原っぱやゴルフ場の芝の中など至る所で見られる普通のランです。
でも、栽培すると結構手こずります。
花柄に微毛が密集しています。
【サギソウ】鷺草(銀河)&カキラン

 7月〜9月に開花予定

サギソウ、カキラン、シラタマホシクサ、シラサギカヤツリを寄せ植えにしてみました。
鉢は唐草模様の長皿を利用です。
【アオフタバラン】

 小型野生ランの寄せ植え・・・アオフタバラン、トンボソウ、ヒトツボクロが一緒に植えてあります。
【着生ランの寄せ植】

 ヘゴを丸形に加工して、側面に着生ラン6種を植え付けてみました。カヤラン、ムギラン、ミヤマムギラン、オサラン、フウラン、ナゴフウラン

活着までは気が抜けませんが、受け皿で腰水栽培にして湿度を高めます。
根元に水苔を少量差し入れ、しつけ糸でグルグル巻いて仮固定します。活着する頃に、しつけ糸は自然と溶けて無くなるので面倒が入りません。。。2009.3
【ミヤマウズラ】深山鶉

 8月〜9月に開花

どちらかというと葉の紋様に人気がある。江戸時代には「錦蘭」として広く栽培されたと文献にありました。

紋様は千差満別とか・・・種子栽培が楽しみです。
【洋ラン】
【シュンラン】中国

1月中旬開花予定(2009年開花せず)

 シュンランやシンビジュームの仲間です。隔年で花を付けますが・・・管理下手なのかな?

香りが上品で甘く、花も長く楽しめます。
【シンビジューム】

1月下旬〜3月下旬まで開花

この種は垂れ性です。ゴミ箱に捨ててあった株を育てて大きくしました。現在5鉢まで殖やしました。
【シンビジューム】

1月下旬〜3月下旬まで開花

 今年(H21)は開花してくれました。

 後1種はダメでした。。。また来年です。
【カトレア】

蘭の女王と呼ばれている豪華な蘭です。

2月下旬開花(今回、異常気象の影響で5月に開花がずれ込む)

友人からの頂き物で、毎年2月に開花します。今年はずれにずれ込んで5月中旬に開花しました(日照管理ミス)
【デンドロビュームの仲間】

5月下旬〜6月中旬まで開花
名前不詳(どなたか教えて下さい)

温度変化に弱く、外気温度の急変に追いついてゆけず蕾がポロポロ落ちる。
蕾は沢山付くのに、いつも2花か4花です。
【ミニカトレア】

10月初旬開花

ネットで調べた結果、ミニカトレアによく似ていました。実物は見てないので同定は未だ先ですね。

バルブや花形はカトレアにそっくりです。ただ 1/3位の小さいだけ。
【タイリントキソウ】

 H21.3.25開花です

 原産地は台湾、タイワントキソウとも云う。
母球の頭に付いた子球を園芸店で頂いて5年目・・・
一輪ですが、嬉しいですね ^^)v
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