菅生沼の植物ータチスミレ咲く頃ー


 茨城県自然博物館に隣接する菅生沼は232fの面積を持ち、茨城県が指定する自然環境保全地域の中で最大の面積を誇ります。その大部分はヨシやオギなどの植物が生える湿地で、約五百種の植物が生育しています。現在、このような湿地は全国的に失われつつあり、菅生沼は貴重な存在です。そして、そこには環境省が指定する十八種もの絶滅危惧種が生育しています。
茨城県自然博物館 小幡和男氏研究冊子より抜粋
● 菅生沼のタチスミレ 2009年5月23日
 2003年から毎年一月に野焼きを行い、タチスミレを復活させる保全活動を実施しています。これは野焼きによって、枯れ葉や枯れ茎が取り除かれ、タチスミレの発芽や生長に良好な条件を整えることがねらいです。そして、同じ場所でハナムグラやトネハナヤスリ等の絶滅機種も数を増やしています。ところが新たな悩みも発生しています。外来種のオオハンゴンソウやブタクサなどの種子が風に運ばれ焼地に着生、蔓延ってきました。その駆除も考えなくてはいけません。
小幡先生のレクチャー オギ ヨシ
タチヤナギ カワヤナギ マルバヤナギ
自生地はヤナギに囲まれ守られています
タチスミレ
ハナムグラ トネハナヤスリ アゼナルコ
アズマツメクサ エキサイゼリ コツブヌマハリイ
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