寄せ植えの楽しみ方


 ひとつの鉢に二種類以上の山野草を植え込むことを寄せ植えといいます。育ちにくい種の山野草が寄せ植えにすると栽培がうまくいくことがあります。また、同じ鉢から四季を感じ取ることもできます。
一緒に植える山野草は、同じ環境で育ち同じ管理が出来るものが最適な相棒といえます。1年中花を見ながら管理できるのは楽しいものです。ここでは私の寄せ植え方を紹介します。


● サラン網を使った寄せ植え
この作品は刺身皿に寄せ植えを乗せてみました。湿地性の小型山野草を12種類植えてあります。
【準備するもの】

1.サラン網(鉢の底網用) 野生ランのネット高植えからヒントを得る。
2.ケト土(鉢の代用品としての役割)
3.培養土(3〜5mmの桐生砂+軽石等の手に入る山砂)小粒
4.底部(平石や使用済みの皿など)大きさは任意です。平石は散策の時、、道で拾う。
5.這い苔などのコケ類(サラン網のままでも良いが、見栄えを良くするためとケト土の劣化防止)

1)サラン網を任意の高さに切る(今回は8cm)端末をホッチキスなどで止める(他に針金や糸でも可)


2)底部(今回は平石使用)に厚さ1cm位にケトを広げる。


3)広げたケト土の上にサラン網を乗せ、固定させる。
4)鉢物を植える要領で、ゴロ石・目潰し・培養土の順にいれる(高さ半分くらいで止める)


5)植える山野草は同じ環境に育っているものに統一。また大きく育つものは不適で、寄せ植えには向きません。
この辺を考慮に入れて、植え込む。


※この状態でも完成です。難物の山野草管理に適する。
6)縁の上まで培養土を追加増したら、タップリと灌水です。余りタップリと遣ると、底部のケト土が流れるので注意。


7)サラン網が見えなくなるくらい、周りにケト土を押し込みながら覆います。厚さは2cmくらいで良いと思います。
8)ケト土の上を這い苔で覆います(この場合、コケ類は予め濡らしておくと付きやすい)
最後に這い苔などが活着しやすいようにしつけ糸で周りをグルグルと縛ります(任意です)


9)1週間から10日ほど薄暗い場所に置きましょう。
10)植え込み山野草が落ち着いた処で、日向かいに出し、通常管理を行います。コケ類は直射日光を嫌いますが日陰だと生育が悪いです。午前中陽が当たり、午後は陰になるところがよいでしょう。
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